ポツンと一軒家じゃないけど、移住して16年目の暮らしはどう変化?

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大勢の中の独りが心地良い・・・そんな人は案外多い。
都会がそうですよね? 人混みの中にいるのに独りが好きとか。

別荘地にいる人は、その適度な人や家との距離感が気に入っている人が、
住みたい所なのだと思う。

原野を一から開拓したいというほどの逞しさはないし、

「ポツンと一軒家」ほどの田舎じゃないから、あれほどの思いっきりもないけど、
移住すれば気持ちは同じ。

あれから16年経った生活や暮らしの変化を書きます。

目次

伊豆高原に移住して成功?失敗?

結論=成功です。

他の別荘地に住んだことがないので偏った意見になりますが、
場所選びを凄く考えたし、沢山調べて選んだ場所なので不満はないです。
ただ、たまに都会が懐かしくなることはあるけど、昔ほどではない。

そもそも行ったところで、多分疲れて宿泊辞めて日帰りに変えて帰って来ると思う。
もう都会が疲れる年齢になっている。

静かな生活に身体が慣れてしまっているのかもしれません。
伊豆高原に帰って来るとほっとするんです。

伊豆高原に住むメリット

伊豆高原は災害に強い場所

最近地震が多いのですが、土地が頑強な岩盤であること。
高原のどこにいても海抜が高いので、津波の心配がないことで
安心して生活が出来ています。

又、1つの区画が広い別荘地なので燐家との距離もある。
万が一の火災時にも、もらい火の心配もなさそうです。

メリットは他にもいろいろあるのですが、前に書いた記事と重複する内容になるので、良かったら下を読んでください。

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伊豆高原のデメリット

しいて言うなら、土地が平坦ではないということ。
ここは全体が海に向かった傾斜地だからこそ景色が良いのです。
それが別荘地の売りですものね。

平坦だったら自転車に乗れるから、運動を兼ねて買い物にも行けると思うんだけど、
それだけが惜しいです。

他には地域の高齢化や、病院が少ないとか、学童保育が少ないとか、
教育環境が選べないとかは、田舎なら普通にどこにでもあることなので、
これらがデメリットとは言えないと私は考えています。

ただ、若い世代には学校などは重要なことですね。
年代によって必要な条件が変わってきます。

そういう意味では、私はシニア移住についてだけを書いているので、
ご理解をお願いします。

地域との関係や コミュニケーションの取り方は?

静まり返った別荘地ですが、たまに散歩される方にすれ違います。(私は車移動)

健康のためも歩く方も多いし、犬の散歩には同じような仲間の方がいらっしゃるようで、
たまに立ち話されているのを見かけます。

スーパーに行けば誰かと会うこともあり、言葉を交わします。
16年経って、こういう知り合いが出来ていることがうれしいです。

スーパーのお姉さんに「これ安いわねえ・・とか、これ美味しかったわ」とか。
話しかけて、二言三言話すのも好き。これもふれあいですよね。

サークルに参加して知り合いが増えた

私は分譲地のサークルに参加しています。

これはサークルに入らなければ出会いはなかったわけです。
今までに何回か先生を囲んで食事会などをしたり、会の活動をしているうちに、
だんだん人それぞれの良いところが分かってきます。
私はそれがうれしいんです。
私の仕事先にちょっと顔を見せてくれたりして、それもサプライズでうれしいですね。

お風呂友達は良い距離間で心地よい

夫は移住初期のころから日帰り温泉に行くのが日課。
なんて幸せな人なんでしょうと思っています。
本人がどう思っているのかは知りませんが。

どこにドライブに行っても早く帰りたがり、すぐ温泉に行きます。
いつものお馴染みさんのお風呂友達がいろいろいるようです。
スーパーですれ違ったり、車に乗ってる時も夫が合図されたりするんですよね。

私も負けじと地域の老人福祉の一環の温泉に行っているので、
お風呂友達と友好を深めています。
昨年は仲良しメンバーと食事に行きました。楽しかった!

お風呂はコロナ過だから、さっさと入って、さっさと出ないといけないんだけど、
少しだけでも話す相手がいるだけで幸せを感じます。
暫く行かないと、どうしてたの?と聞かれます。これはすごくうれしい!!

シニアのパート仕事は?

私は相変わらずパートを続けています。

5月には70歳になるんだけど、最近ボケが酷いから、これで仕事辞めたらもう頭が使えないぞ!と思って頑張って続けています。

この年齢でパート収入があるのはうれしいけれど、
ボケているので、今年いっぱい出来るのかどうかは未知ですね。
でも会社は指が震えるまで続けて良いって言ってくれるしね。素直にうれしい。

都会ではこれはあり得ないな。もちろん東京系の会社はこういうことは言いません。
田舎も良いところがありますね。雇用を大事にします。ありがたいですね。

買物に変化はないか?

買物は、相変わらずツアーになっています。ただ行く回数が減っています。
面倒なので月に3回くらいです。

例えば、国道経由なら、お肉や日用品は伊東のドンキ → JAのいで湯ゆっこ → アピタ → 吉田の業務スーパーとダイソーとイオン、その近くのケーキ屋さん「ファンテイル」などがいつものコースです。大体これを全部回ります。

荻経由なら、クリエイト → ハンディ → カインズ → 鎌田の湯 → ナガヤ ですね。

ただ、普段は、伊豆高原駅周辺のスーパーや業務用食品店の大和屋、ドラッグストアなどです。

変化があったとすれば、「おうちコープ」に入会。生協ですね。週に1回配達されます。
これからの老後を考えて、夫と共に慣れておいた方が良いかなと思ってね。

もし合わないなあと思えば、他のメーカーを考えないといけないし、老後の練習ですね。
例えばオイシックスにするとかね。

変わったことと言えば、買い物の為に三島や沼津まで行くことはなくなりました。
コロナ太りでおしゃれが出来なくなったのも原因かな?
お洒落がだんだん面倒になってきてる。マスクは大歓迎です。
だって顔の半分が隠れるなんて最高ですから。

移住後の生活に変化は?

これは大いにありますね。

@物価高

世間も伊豆高原も同じです。これは知恵と工夫でやって行くしかない。
ネギの根っこも捨てないで、プラ容器で栽培してます。

@昨年は家電が半分以上壊れた

大出費の嵐でした。 田舎も都会も同じ家電を使っていればいつかは壊れる。
16年も使えば壊れますね。

@五右衛門ぶろと暖炉と湧き水か井戸が欲しい

災害や燃料高騰に強いのはやっぱりこれだな。
今日見たポツンと一軒家にも五右衛門ぶろがあった。
壊れてはいたけど本当に羨ましかった。
ただ、井戸や湧き水がないと使えないしなあ・・・。

停電や断水になっても、生きていける暮らしを作るべきなんでしょうねえ。頭が痛いです。

夫は全く変わっていないんだけど、私が昨年の7月から急にブログを始めたので、
生活が先にブログありきになっています。

移住後に無料ブログを5年書いていたんだけど、ワードプレスで書くのは初めてで、
すべてを掛けて勉強に明け暮れました。

覚えることが山のようにあって、ネットの進歩に驚愕している。
私はなんて遅れているんだろうと思った。時代について行っていない。情けない・・・。

新しいことが億劫になる年齢なのに、逆らっているので大変です。
でも半年経ってようやく少し余裕が出てきました。

お陰様で、新しい生きがいが出来てルンルンです。

ネットの世界には年齢制限がないのが素晴らしい。顔を見せなくてもいいしね。
そういう意味では公平な世界です。

まとめます

  1. 夫婦共にまだ健康でいられているので、それが生活のすべてを支えている。
  2. 衣食住などは徐々に年配者の生活に向かっているし、早め早めの準備が必要。
  3. 地域との交流も増えており、移住した頃とは全然違っていて、生活は平凡だけど落ち着いている。
  4. 都会に帰りたいとか、行きたいとかあまり思わなくなっている。体力のせいかもしれない。
  5. 半島独自の気候に身体も心も慣れて居心地良くなっている。
  6. 今後片方が病気などになっても、受け入れてここで生きて行く覚悟が出来た。

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

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