今回はシニアが移住する場合は、
一般の田舎が良いのか? 別荘地が良いのか? のお話です。
都会に近い田舎とかの・・・中間の選択肢はカットします。
あくまでの我が家の場合の経験談をお話しさせてください。
この記事は2分で読めます。
シニアの移住後に予想される悩みや心配事
地元民との交流や冠婚葬祭の風習が心配
- 地元の人に溶け込めるだろうか?よそ者として無視されたりはしないか?
- 祭りなどの地域の行事には参加しないといけないのか?
- 地域の人との交際に自信がない。
出来れば自由に暮らしたい - 冠婚葬祭に呼ばれたり手伝ったりしないといけないのか?
- ゴミ出しは普通に出来るのか?
これらの悩みの解決方法
簡単です。別荘地を選ぶことで、
この5つの悩みはすべて吹っ飛びます!
古い因習のある田舎の暮らしを選べばリスクは高いです。
心配するくらいなら最初から避けた方がベストです。
残り少ない人生だから、自由に好きなように暮らしても良いと思います。
地元の方とのお付き合い
これらは地元の地域に住んだ場合のお話になります。
別荘地に住むのなら、こんな心配は無用です。
伊豆全体が独特の狭い地域です。
海辺の入り江にそれぞれ小さな部落があり、助け合って生きてきたんだと思います。
入り江以外はいきなり断崖の山です。
地図を見ていただければお分かり頂けると思います。
(これは東伊豆についての話なので、広い平野がある他の地域のことはわかりません)
その中に入っていくのは大変です。地元意識が強くても仕方のないことだと思います。
「決して本音を言ってはいけない。批判したりするとその日中に広がる」そうです。
これはアルバイトをしている時に知り合った20歳くらいの地元の男の子が教えてくれました。やはり狭い地域で平穏に暮らすための住民同士の知恵なのだろうと思いました。
何より、地域の学校区域が結構広くて、兄弟が2人もいれば、ずっと小学校、中学校、高校と同じようなクラスのメンバーで育つのです。
親も当然顔見知りになります。
だから、どこの誰それ・・と言う話なると、
知ってる!と言われます。学校で一緒だったとか・・。
地元の方はほとんどどこかで繋がっている?!
これも狭い地域のことなので、都会と比べても仕方がないですよね。
あと、これはどこに行っても同じかもしれませんが、
ある程度年齢が進むと、ほとんど自分のことは喋りません。
代わりにこちらのことは何でも知りたがり、質問してきます。
身上調査ではないのですから、ちょっと考えてしまいます。
一方通行で終わることが多いですね。
決して心を開いてくれることはないと思っていた方がいいのかもしれません。
期待しない方が良い。価値観が違うのでなかなか交流が難しいのです。
それでも私が伊豆を選んだ理由
- 8割方の皆さんは親切だし、フレンドリーで良い人が多い
- 観光客にもとても親切にしてくれます。だから旅行でこの地にたびたび訪れたのですが、良い思い出ばかりが残っています。それで伊豆高原にしました。
この8割というのは都会でも同じではないでしょうか。
あと、最初の3番は、逆にこういう時にありがたいと思いませんか?
地元の風習や習慣についていけないのなら、
こちらが別荘地に住めば良いだけの話です。
別に避けているわけでもない。生活習慣が違うだけです。
別荘地は田舎にある「都会」です
別荘地は本当に都会的で自由です。人に干渉したりすることもない。
会えば挨拶をするくらいで、その距離感が最高に心地良いです。
永住している人は別荘地の3割程度とのことです。
決まった行事や祭りもないし、冠婚葬祭などもない。
姿を見かけなくなったら、都会に帰ったんだと皆思います。
別荘地では都会と同じ感覚で住めるのです。
それでも都会ホームシックにかかったら??
都会へのホームシックには必ずかかるでしょうね。
静かすぎて、人恋しくて、寂しくなります。
沢山の人の顔を見たくなるんですよね。
人が生きている気配・・というか、夜の街をうろつきたい・・・とか。
そんなものが欲しくなる時があります。
都会ホームシックを治す方法
最初から定期的に都会に行ってください。
簡単に行き来できるということがわかります。
それぞれの良さを感じる為にも行かれた方が良いと思います。
多分、加齢と共に段々都会に行かなくなり、
歩き回った疲れも出て、早々に帰りたくなります。
静かな環境に身体が慣れたんですね。
これは良いことではありませんか?
移住後の心配 5つの質問と答え
1・子供や友人と離れて寂しくないか?
これはある程度区切りをつけた方が移住を考えるのだと思います。
2・友人は出来るだろうか?
友達が出来るかどうかは何とも言えません。
都会でも同じ問題はあると思います。
3・趣味の会を見つけられるか?
通称コミセン(コミュニティセンター)では、いろんな趣味の会が
あります。分譲地内でもありますよ。
4・仕事をしたいけど見つかるか?
種類は限られますが、いつもでいろんな仕事があります。
ハローワークもシルバー人材センターも伊東にあります。
買い物が不便そうだけど大丈夫だろうか?
伊豆高原なら生活用品の買い物に不便はありません。
すべてが揃っていますが、洋服関係はちょっと少ないです。
伊東にはユニクロやシマムラ。伊豆高原にはミロ。他に
吉田にアピタという大型ショッピングセンターがあります。
洋服については今度、別記事を書こうと思っています。
食品については
![](https://kogomin.com/wp-content/uploads/2021/10/1395859_s-300x215.jpg)
という記事を書いていますので、そちらでご覧ください。
別荘地でのゴミ出しについて
別荘地の一番素晴らしいところは24時間ゴミ出しが出来るということです。
ビンカンや紙類は収集日が決まっていますが、出すのは自由です。
但し紙類は濡れると厄介なので、なるべく回収日前日に出すようにしましょう。
紙類の素敵な処分方法
3か月分くらいの新聞。チラシ、雑誌、段ボール、ボロ布
などが溜まったら、荻の「フジタ」という民間の処理場まで持っ
ていきます。現金に換えてもらえるんですよ。
だいたい、私は60円くらいもらえます。
捨てればただのゴミ。持っていけば現金。 うれしいですよね!
あと、粗大ごみは市に申し込むと取りに来てくれるのですが、日にちがかかるので、待ちきれない場合はフジタに持っていくと、引き受けてくれます。但し、市でもフジタでも有料です。
でも一気に片付いて大助かりですよ。
こんな便利な別荘地は当然管理費が掛かります。
我が家の場合は年に13000円です。
保養所や大きな敷地の家はもっと払っていると思います。
伊東市内の各別荘地も運営するところが違うと、管理費も変わるし、
色々な条件も変わります。
詳細は不動産屋さんの別荘地情報に出ています。
結論
- シニアの移住生活を成功させるために別荘地を選択すると良い
- 都会のホームシックになる前に、定期的に都会に
遊びに行きましょう。 - いずれ身体や心が移住地に慣れると、都会が疲れるようになる。
- 友人との交際はネットやラインを利用しても維持できる。
- 友人との距離感を埋めるために、自分の生活をブログなどに出して、友人たちに見てもらうのも1つの方法
- 問題が出てきたら、田舎だからなのか?
都会にいても起きる問題なのか?を冷静に判断してみる。 - 都会に戻るにしても、今まで楽しかった!!という気持ちで帰れると良いですね。
どこで過ごそうと自分の人生だから楽しく過ごしたいですね。
最後までお読みいただきまして有難うございました。