普通のダイニングテーブルをこたつダイニングのように変える方法

(2023年2月25日情報追記@多くの方にこの記事を読んで頂いて感謝致します。
その後の写真をUPします)
この記事では、最小の費用でこたつダイニングを手に入れる方法がわかります。
電気代が5割増しですよね? 私正しかった・・・とほくそ笑んでます(笑)
まだまだこたつダイニングは使っています。
使わないのは、真夏だけなんです。単なる年寄りカモ。

目次

この記事はこんな方に向いています。

  1. 新しいものを買いたくない。
  2. とにかく電気代を節約したい。
  3. 荷物をこれ以上増やしたくない。
  4. 部屋が狭くてこたつダイニングが置けない。
  5. 今あるもので何とかしたい。
  6. 食事時は足元が寒くて我慢できない。

    この記事を読むと、こたつ布団とビニールマットを買い足すだけで
    済む、簡単な方法が分かります!

我が家のダイニングテーブルはリビングダイニングの窓際に置いているのですが、
ちょうど真上が吹き抜けになっていて、
2階の冷たい空気が頭の上から降りて来るんです。当然足元もすごく寒い。

それで、手頃な価格のこたつダイニングセットを、店舗やネットで随分探しました。

こたつダイニングの問題点

1・価格が高い

サイズによりますが、4~20万以上します。

2人用 サイズ  参考価格 ¥48400 こたつ布団付。

4人用 サイズ  参考価格 ¥79800~¥200000以上 こたつ布団付

(お値段以上が売りの某家具店調べ)

二人暮らしでも、幅90×奥行き70×高さ68cm では狭すぎですよね?
4人用のサイズにして、幅135×85cmくらいはないと食事をするには不便です。

あと、テーブルサイズがまちまちなので、
最初からこたつ布団も付いているセットが多く、
それで、更に売価が高くなっている気がします。

確かにダイニング用のこたつ布団だけを探すのは大変だし、
結局、受注生産のようなオーダーが多いのです。
時間がかかります。

2・新たに買うと場所を取る

新たなテーブルも邪魔だけど、こたつ用椅子もすごく場所を取る。

椅子は足元の隙間風を防ぐために、足元がふさがっているようなデザインが多くて、
見た目にも嵩張って見える。

また、出入りしやすいようにキャスターが付いていることも多い。
床のフローリングが傷付かないかとちょっと心配になった。

実際に我が家には、ダイニングテーブルと同じシリーズのワゴンがあるのですが、
動かすたびにキャスターでフローリングに丸い凹みの傷が付いてしまう。

だから今では動かさないように、固定した場所で使っているんですよ。
何のためのワゴン??(笑)

こたつ専用の椅子を買わなくても、普通の椅子にひざ掛けやバスタオルなどを掛けて、
足元から風が入らないようにすれば、そのままで使えます。

お好きなシートカバーをご用意くださいね。
新たにこたつ専用の椅子を買うのは無駄な気がするんです。

3・使用中のダイニングセットはどうなる?

上の写真が結構暗いのですみません。

テーブル天板の裏側に、こたつヒーターだけを買って取り付ける方法も考えたのが、
テーブルとは別に、ヒーターだけを囲むような幕板がないと取り付けられないのです。

我が家のテーブルにはもちろん縁の裏に幕板は付いているのですが、
ヒーターを取り付けるなら、ヒーターに合わせたサイズで、
中央に別の板で囲いを作る必要があります。

しかし、普通のテーブルは、こたつの熱に耐えるような天板ではないので
ゆがんだり、反ったり、乾燥によって板が割れたりする恐れがある。
また裏側からくぎなどを打って、うっかり天板を飛び出てしまったら最悪です。

1枚板などの上質な素材ほど乾燥に弱く、割れたりします。
ただし、安い圧縮ボードはゆがみにくいです。
(圧縮ボードがゆがまなくても、乾燥してはがれるのはまた別の問題です)
(私は百貨店の家具売り場出身)

したがって、こたつテーブルだけを買って、椅子はそのまま使うことにしても、
今のダイニングテーブルはどこかに収納しておくことになります。
それも邪魔だし勿体ないですよね?

今のダイニングをそのまま生かせないか?

そこで閃きました!

足元に暖かい風が来れば十分なんだと気が付きました!

食事をするのはたった30分間なのです。

普段使っているダイニングセットがこちらの写真です。

二人暮らしなので片側が折れるバタフライタイプのテーブルにしたのですが、
結局狭いので、広げたまま使っています。

テーブルサイズは 幅1220×奥行770×高さ680mm  です。

布団の上に置く天板は後で邪魔になるので買いませんでした。
その代りにビニールの厚手マットを敷いています。

ただコップなどを置くと、やや安定性に欠けるので折敷を敷いています。
娘夫婦が来ることもありますが、折敷も余分にあるので不自由はありません。

折敷がなければ、トレーでも良いと思います。
(後日、やはり毛布の上に白いテーブルクロスを敷きました。(笑)

こたつダイニングテーブル用の布団を注文

 

こげ茶色のキルティング布団をネットで注文しました。
四隅にヒダがあります。

その上に掛かっているのはドンキで買った
こげ茶色のシングルサイズのフリースの毛布です。

サイズが足りないので、2枚を左右に並べて掛けています。

こたつ布団は、探した時期が11月の末だったこともあって、
あまり在庫を置いていない家具店がほとんどでした。
(すでに売れてしまったようですし、布団付の商品が多いので、
最小の数しか仕入れていないようです)

結局ネットでこたつ布団だけ注文したのですが、
受注生産なのか?、届くまでに2週間かかりました。

希望のこげ茶色でサイズは規格で120×80センチです。
価格は9000円くらいだったと思います。

これは我が家のテーブルとはサイズが少し違うのですが、ここはこちらが折れました。

サイズが微妙でも、要は温風を吹き込む場所の丈は短くていいんですよね。
1か所だけ、布団をたくし上げて使用しますから、
他の三方がちゃんと床まで垂れ下がってくれればいいわけです。

例え、その布団がサイズ不足でも、更に上から毛布を左右に2枚掛けるのですから、
充分にカバーしてくれます。


こたつ布団の使い方に工夫が必要だった

うちはシニア夫婦です。色々とこぼすのは日常茶飯事です。
こたつ布団には上掛けカバーが必要です。

更にその上にタオルも折敷の下に挟んでおきます。
(老人施設のセオリー・私は老人施設でも仕事していたことがある)

汁物やボタージュスープをこぼした時にはこのタオルだけを洗えばOKです。
最悪、床までこぼれたらフリースの毛布1枚を洗濯機で洗えば済むことです。

見た目がいまいちですが、シニア夫婦だけの暮らしなのでこれで良いのです。

その為に、ドンキで1000円くらいのこげ茶色のフリースの薄い毛布を2枚と
こげ茶色のバスタオルも2枚買った。
バスタオルは椅子の上に敷いて、暖かい空気が逃げないようにするためです。

また、こたつ布団は汚れから二重、三重、の防衛努力をします。

とにかく、こたつ布団は大き過ぎてうちの洗濯機では洗えない。
これが欠点です

コインランドリーに持っていくと、洗濯と乾燥で1400円かかります。
不経済なので、絶対に布団を汚さないようにしたいのです。

実際の温風の入れ方

手前の白いのが灯油温風ヒーターです。

コタツ布団の片側だけ布団をたくし上げて、

手元にあった白い丸い椅子の上に載せています。

ここに温風ヒーターの暖かい風が、

ダイニングテーブルの中に強力に!入ってきます。

こたつよりもっと暖かいです!

危ない使い方は絶対にしないようにご注意を

もし温風ヒーターがない場合などはおやめください。

あくまでも社会人としての一般常識の範囲内で、
火災などに気を付けてお使いください。

このブログでは一切の責任は取れませんでよろしくお願いします。

我が家では必ずヒーターから布団まで1メートルは離しています。
使用時間も30分のみです。ずっと使いっ放しはまずいと思います。

何よりテーブルの天板がこたつ板のように熱に対応していないかと思いますので、
ご考慮をお願いします。

我が家は食事の後には本物のこたつに移動してコーヒータイムにしています。


ダイニングテーブルで長時間過ごしたい場合

寒いので長時間使いたい方は、あまりいらっしゃらないかもしれませんが、
以前やっていた私のやり方は、

  1. まずテーブルに布カバーなどを掛けて、テーブルの下に隙間風が入らないようにします。
  2. テーブル下の床に厚手のアルミマットを敷く。
  3. 湯たんぽにカバーを掛けて、さらにバスタオルで巻いてからアルミマットの上に置く。
  4. 椅子にはひざ掛けを掛けて、暖かい空気が逃げないようにする。
  5. もちろん自分の膝にもひざ掛けは必要です。
  6. 足を湯たんぽに乗せる。湯たんぽは程よい温度のお湯を入れるのがコツです。熱いのは駄目です。
  7. ご注意@低温やけどをしないようにお気を付けて下さい。
  8. これは光熱費節約で良いですよ~。
  9. おこもり場所でPCに励む時などにも良いですね。

2022年9月6日追記

実は今まで書かなかったことがあります。
おこもり場所の勉強机では、下に大きな段ボール箱に足を突っ込んでこたつ代わりにしています。
ダンボール箱にはアルミマットを敷いて、その上に電気座布団を入れています。最大の理由は、ここならムカデが入って来ないからです。

ムカデは段ボールを登れません。今まで真冬でもムカデは何回も出ました。

真夏以外の和室のコタツは、6畳の蚊帳の中に置いて使用しています。
もちろんテレビも蚊帳の中ですよ。
都会ではそんな心配はないと思いますが、
田舎暮らしは気とお金を使います。蚊帳って高いんですよねえ・・(泣)

ビニールマットの注意点

理想をいうならテーブルTOP用ガラス板ですが、
これなら布団を掛けた上にクロスを掛けて、
その上にガラス板を乗せれば一番きれいですよね?

冬が終わっても、そのままテーブルの上に乗せておけば邪魔にもなりません。
(いえいえ、本当はサイズ違いの問題が起きます)

これはこのテーブルのメーカー(マルニ木工)にオーダーすれば良いのですが、
金額が恐ろしいのです。両端がRになっているし、送料を考えても多分3万円では全然足りないです。何のための節約ですかー?なんですよね、

更に、布団の厚み分も考えてサイズを大きくしないといけないわけです。
ただし、それでは布団を外した時に、はみ出たガラスTOPになってしまいます。
お金を掛ける意味がないのです。

さて、ガラスに負けないくらいの厚手のビニールマットにしようとすると、
オーダーになるのでやはり高くなります。
我が家のサイズで調べて見ると1万以上でした。問題外・・・。

厚みが増すほどに高くなるし、オーダーしか方法がないのです。
ただ、ネットでオーダーは出来ますよ。

私が家具売り場にいた時は、学習机やダイニングテーブル用に、
年中オーダーがありました。

厚手だと自分ではハサミで切れないし、カッターで切るのも無理ですし、
おまけにきれいにカット出来ません。

ただ、ロールタイプのビニールクロスはホームセンターで売っていて、
厚みが2mmだと安いし、自分でも切れるのです。

必要な長さに切って、あとはカッターやハサミで簡単に切れるので、
安く済ませたい方は自作されることをお薦めします

新聞紙などで型紙を取っても良いです。
うちのテーブルは両端がややRになっているので、
オーダーもややこしそうでした。

結局、Rの部分は新聞紙で型紙を作りました。
あとはハサミや大き目のカッターで切りました。

ビニールクロスは多少は縮んでいく消耗品なので、
大きめに切ってさえおけば、細かいことは考えなくても良いと思います。

ビニールを通して下の毛布が見えるのはどうも・・・・?と思う方は
クロスを敷くなどの工夫してみてください。

最初、私はテーブルクロスを出すのは面倒だし、
クロスを出せば洗濯しないといけない・・アイロンが・・と嫌がっていましたが、
結局は出しました! 笑えます。究極の面倒臭がりシニアです。


上が追加写真です。微妙に上のビニールサイズが縮んで足りなくなっています(笑)。

結局テーブルクロスを敷いてから、ビニールマットを敷いた5月27日現在の写真です。

我が家は高原にあるので、朝晩が冷えます。こたつ布団が不要になるのは、
7月~9月中旬までです。真夏は冷房で足元が冷えますしね。

  

  1. ビニールマットは熱に弱いので、お気をつけて下さい。
  2. 熱いマグなどを直接ビニールの上に置く場合は、下に熱を遮断するコースターなどをお使い下さい。
  3. 熱い鍋を置く場合は、鍋敷きの下にタオルや布、トレーなどを敷いてから鍋を乗せた方が良いです。
    熱でビニールマットの下に結露が付きました。

1つだけ注意してほしいことがあります。

ビニールは使っている間に結構縮みます。

我が家はこの2年間で全体に4センチくらい縮みましたので、最初からそのつもりで、全体に6センチくらいは大きめに切ることをお薦めします。
布団を乗せるので、その厚みの分も必要になるということです。

一番避けたいのは、お布団を掛けた上にビニールを載せて丁度良いと満足しても、翌年からどんどん縮んでしまい、結局2年くらいで6センチは足りないというのが困るんです。だってお布団やカバーが汚れますからね。
洗濯が面倒なので1年に1回やれば十分ですよね!!

注・2022年12月12日現在はもう10センチくらい横幅が足りなくなっています。
でも買い替えません! 必要なところに寄せて!使っています。(笑)

下はヒーターを付けるだけのタイプです。


もし、おひとりだけの分で良いなら、1人用のヒーターが省エネになります。
ソファに座る場合や、パソコンデスクの下なんかにも良いですね。


まとめます

  1. 手持ちのダイニングセットがあるなら、あえて「こたつダイニングセット」を買う必要はない。
  2. 必要なのはダイニングに合うこたつ布団+温風ヒーターです。
  3. サイズが足りない場合は、毛布などを更に上から掛けるとカバーにもなるし、汚れた場合にも自宅で洗濯できる
  4. 上はビニールマットを敷いてトレーや折敷などを置いて食器を乗せる。
  5. テーブルの片方をたくし上げて、椅子などで布団を支え、1メートル離した温風ヒーターの温風を入れると暖かい。
  6. 普通の天板はこたつ用ではないので、熱によってゆがみやヒビが入る場合があるので、使用時間は短時間にする
  7. ビニールマットは経過時間によって縮んでくるので、4センチほど大きめに切った方が良い。(布団の厚みも考慮)
  8. 温風ヒーターがない場合は、布団、アルミマット、湯たんぽ、ひざ掛けなどを利用して暖かく過ごせます。
    灯油が不便なら小さな電気ファンヒーターでもOK。

今回は 笑われそうな話ですが、こんなやり方でもお金を掛けずに場所も取らない。
手持ちのダイニングテーブルを使って、暖かい足元で食事が出来ます。
どなたかの参考になると嬉しいです。

ここまでご覧下さいまして有難うございました。

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