伊豆産のだいだいで作るマーマレードのえぐみ取りが美味大成功のコツ

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この前地元の方が作られたダイダイのマーマレードを買ったら、
すごく美味しくて後を引くんですよね。
ずーっと頭に残っていた。

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材料は伊東市のいで湯っ子が安い

たまたま、JAのいで湯っ子に寄ったら、なんと4個入りが150円で売られていたので
もう買うしかないですよね。手に握ったら離さなかった私・・・。
また仕事を増やしたわ。

出来上がりを買うと、美味しいのですが、
1瓶の半分の量で300円はするので、自作すれば随分安くつきますよね。

去年の春に甘夏のマーマレードを作って以来かなあ。あれは上手に出来た。自画自賛。

ダイダイで心配なのは単体で食べるものではないというところ。
そこが甘夏とは違う。

ポン酢を作るくらいだから、なんせ酸っぱいし、
香りが結構強いということは野性味も強い。

それ相応のえぐみや苦みもありそうだから手ごわいな。

ダイダイの効率の良い切り方

柑橘の効率の良い切り方は下の写真です。
皮に均等に切れ目を入れていけば、あとは簡単に手で剝けるのです。

大きめの柑橘を切る時は、いつもてっぺんと下を輪切りにする。あとは、皮に切り込みを入れていくと簡単に皮がむける。皮は千切りにする。中の実の部分は横半分に切る。

種とジュースを分ける

実の部分はわざわざ種を取らなくても良い。一緒に絞って容器に入れて、それをざるで漉す。
漉した中の種はお茶パックに入れる

下は実を絞ったジュース。

皮を煮た後にすること

最初の1回目にやることは、鍋に水を入れて5分ほど煮る。
煮たらざるに漉して、水にさらして、軽くもみ洗いする。

そのあとは水を捨てて、また新たに水を入れて5分ほど煮る。

煮たら、又ざるで漉して水にさらす。もみ洗いはもうしない。

これを甘夏だったら3回繰り返すだけなんだけど、
ダイダイは苦みが強いから4回繰り返した。

最後は砂糖を入れる。
私は白砂糖を使わずにきび砂糖を使っているから、出来上がりの色は
あめ色に近い濃い目の色になる。

えぐみや苦みを和らげるコツは?

みりん50ccくらい入れると味がまろやかになる。 あと白ワインも入れます。
お砂糖の量は特に書かないけど、味見をしながら自分好みにして下さいね。

上のポイントにあるように、鍋にみりんや白ワインを入れる。
これが苦みやえぐみを柔らかい味に変えてくれます。

もちろん最後の煮詰める段階で、お茶パックに入れた種も一緒に煮詰めていきます。
煮詰まったら出来上がりです。

空き瓶をレンジで消毒する

空き瓶は蓋を外して、少々水で瓶の中を濡らして、消毒代わりに電子レンジで
約1分くらい加熱します。

マーマレードはまだ熱が残っているうちに瓶に詰めていきます。

あとは蓋をしっかり付けて、冷蔵庫で保存します。 私はいつもお砂糖を少なめにしたりするので、結構冷凍にしたりします。

 

最後にダイダイ茶を作ります。

マーマレードを煮詰めた鍋に水を少々入れて、お茶パックの種も入れる。
先程使ったへらやスプーンもそこの鍋で洗うようにして、加熱する。

そこで味が足りなければ、出来上がったマーマレードも足して
柚子茶ならぬ、ダイダイ茶にしてあとでゆっくり飲みます。

お疲れ様ティーですね。

続々と収穫される多種の柑橘類

伊豆に来てからいろいろなマーマレードを作ったのですが、
一番素晴らしい素材はニューサマーオレンジだと思います。

ニューサマーオレンジは伊豆の名産です

ニューサマーオレンジは昔、「日向夏」と呼ばれていました。
日向夏は伊豆の名産になるので、お土産類も豊富なのです。

爽やかな風味と、さっぱりした甘さ。皮も薄目だし。
本来の食べ方は、中の果実と白い綿を一緒に食べるのです。

ただこの季節は5月~6月ですので楽しみに待ちましょう。
伊豆くらい多種類の柑橘が出来るところは少ないと思います。

伊豆独特の地形と海風のミネラルや日当たり。雨の多さが柑橘に合うんでしょうね。

特に今は青島ミカンからポンカンへと移ってきていますが、
そのうちに、「はるか」や「はるみ」ミカンが出て来るのですごく楽しみです。

注目は伊豆産レモンやオリーブ油

あと、ゆず類、伊豆産のレモンも無農薬の物が多いので安心して使えます。

最近は熱海レモンを使った名産が増えているのです。

あと、伊豆高原でもオリーブを育てる事業があって、
もうオリーブ油にして販売されて売れてました。

オリーブ油がお好きな方が多いようで、1本5千円近くしていましたが
売れたようですよ。

甘夏ミカンでマーマレードを作る場合のコツ

念の為の、甘夏ミカンでマーマレードを作りたい方へ

外側の皮を2ミリくらい剝がすつもりで取ると、苦みやえぐみがすごく軽減されますので、どうぞ覚えておいてくださいね。

 まとめ

  1. 柑橘の種類によって、湯でこぼす回数が変わる。
  2. 甘夏の場合は3回。ダイダイは4回くらい湯でこぼすのが良い。
  3. 最初だけ、5分煮たらざるにあげて水の中で軽くもみ洗いをする。
  4. その後は5分煮てざるにあげて水にさらし、また煮るの繰り返し。
  5. えぐみや苦みを抑えるのに、みりんや白ワインを入れるのがコツ。
  6. 空き瓶は電子レンジで加熱して消毒する。
  7. 種はお茶パックに入れて最後の煮詰めている段階で入れて、種のペクチンで
    とろみをつけさせる。

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

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