「JAいで湯っこ市場」の続編です。
ここでは、前編で書ききれなかった、植木部門や切り花類、量り売りのお米、
はちみつ、ジャム、わさびや加工品、お茶、干しシイタケ、他多数。
特に伊東産ならではのお薦め品をご紹介します。
ここに来れば、一か所で済み、あちこちで買い集める必要がなくなります。
お急ぎの方は時短になるし、国道沿いですのでどうぞお立ち寄りください。
植木コーナーは広くて種類が豊富
JA主催の植木コーナーは、花屋さんで扱えない中規模の大きさの花木や庭木を展示しています。もちろん販売もしています。
写真では隠れていますが、ここの奥がJAふじの事務所になっています。
右の小さな建物は販売している係の人がいるところです。
ここは、いで湯っこ市場の隣地にあります。
JAふじ農協に登録している造園屋さんが、
各ブースに名札を掲げて、中規模の大きさの庭木を展示しています。
果物の木などは果実が付いたままで、
売っていることが多いので、見ていて楽しいです。
小さい物なら植木鉢で販売されていますが、
もっと大きなものは植木鉢では間に合わないので、
地面に埋めた状態で販売されてます。
そこが良いところです。自然に近い状態で見られます。
上の写真でわかるのですが、根っこの回りはビニールや、
麻袋でぐるっと保護されていて、そのまま地面に埋めてあります。
こうすることで根っこが土下で伸びて絡むこともないし、掘り出すのが容易になります。
苗木そのものも傷めないし、倒れたりしないし、水不足にもなりにくい。
また、掘り出して販売する方が自然で良いんですよね。
樹木の種類を書くには多すぎるで、見てのお楽しみにしてください。
店内の左側には格安の切り花コーナー
暑かったせいか、入り口に入ると地元自慢のドリンクが並んでいました。
ドリンクの一押しは、温州みかん瓶入り¥260。缶入りなら¥90。
あと、一般にはあまり出回っていない、
アイランドルビーという種類の、甘いトマトジュース¥300がお薦めです。
冷蔵品や冷凍品も販売していますので、保冷用の氷のサービスがあります。
入り口を入った左奥が切り花のコーナーです。全体にすごく花が安いです。
右側は「しきみ」¥200~280、「さかき」¥200~330。
ずらっと並んでいます。需要が多いんですね。
右側にはまた扉があって、出るとそこはハウスになっていて、
多肉植物や鉢植えの苗を販売しています。
上の段のハイブリット系のユリは、1本が600円くらいですが、
つぼみがいっぱいついているので、
盛花や花束を作るのに1200円もあれば、市価3000円相当の花束が作れそうです。
この日の価格ですが、スターチス1束¥180、グラジオラス1本¥130、
菊の束¥300~380、他に、リンドウ、カーネーション、カスミソウ等。
下の段の花は150円~ですので、一般の花屋さんから考えると、
いいの??って思うようなお値段になっています。
右のあじさいが120円。左のカクトラノオは¥150円です。
お米の測り売りはその場で精米してくれます
ここのお米は量り売りで、後ろの精米機ですぐ精米してくれます。
その分、美味しさが逃げないわけです。
もちろん希望すれば、精米時のヌカもくれますよ。
本当は食べる分だけを、毎回精米した方が良いのです。
我が家では伊豆市の知り合いのところで頼んでいる、
とても美味しいお米なのですが、
今年の夏の暑さで、お米の味が結構落ちていました。
一番の理由は、シニアだからそんなに食べられないのに、
精米してから半年以上経っていても、
まだ食べきれなかったいうのが原因だと思います。
最後は必至で食べました。(笑)
スーパーなどで販売されているお米は精米された日にちが表示されています。
ぜひお確かめください。精米日時の古い物は売られていないはずです。
御殿場こしひかり以外のお米をご紹介します。
つや姫¥490、コシヒカリ¥710、ひとめぼれ¥400,
いなぺっこめ¥450、こしいぶき¥430 等で、いずれも1キロの価格です。
静岡県の特産コーナー
入り口から入って右側の木の棚に、静岡県特産の品が並んでいるのですが、
他の場所にも重複して展示している商品があるので、一部だけピックアップします。
下が伊東産のレモン果汁100%です。
果汁だったら絶対ストレート果汁が美味しいです。
あとはいちじくや橙のジャムですね。他にもいろいろありました。
わさふる (掛けるわさびソース)
上のワサフルは、今やアマゾンや楽天でも販売している人気ソースです。
普通、わさびの使い方は直接食材に乗せたり、お醤油に溶いたりするのですが、
これはもっと液状のわさびなので、ピザやサラダ、冷ややっこ、焼いたお肉などに、
手軽に使えて、用途がぐっと広がるのです。ぜひ一度お試しください。
特にステーキなどが良さそうですよ。
あじフライ用の特化ソース「味-和-伊-ソース」
この味和伊(あじわい)ソースを作っている「そのに」という食事処ですが、
この店のサイトに美味しいあじフライの作り方が載っていました。
どうもバッター液にも秘密がありそうですね。
あじフライの他にも、コロッケ等にも合うそうです。
あと、このお店はオンラインショップがあって、焼き菓子も美味しそうです。
ぐり茶
伊豆でお茶というと、ぐり茶が有名です。
ぐり茶の由来は、生葉の蒸し時間が長く、また、茶葉の形を揉んで整える工程がないために、葉は丸まった自然な姿に仕上がります。
この、葉の自然な状態が「ぐりぐりっと丸いから」、
「ぐり茶」という名が付いたとされています。
ぐり茶は渋みが抑えられており、味が良いために人気があります。
このいで湯っこ市場では、ぐり茶等の為に2つの棚を使って展示されています。
干しシイタケ
高温多湿の伊豆の気候を利用するとしたら、
椎茸とみかんくらい育つものはないです。
伊豆は樹木が多いので、日陰が多く、樹木の下では椎茸のホダ木を組むように
立てかけて育てます。乾燥しないように黒いシートを掛けているのを
あちこちで見かけます。
沢山採れるからなのか?
スーパーではものすごく高い干しシイタケが、
ここでは勿体ないくらい安~く売ってるんですよ。
一番安いのは、だし用として、小さな椎茸がいっぱい入っているのが¥190。
大きな袋入りですよ! その上がもうちょっと大きくて¥290。
一番大きくて立派な椎茸は沢山入っていて、¥880←贈答用
これが一番大きなどんこで、立派な形をしていました。
貴重なはちみつは花の香り高い!!
本当のはちみつってスプーンでちょっとなめると、
口中に花の香りがふわっと広がります。
でもお高いので、我が家ではなかなか買えません。
料理に使うはちみつはハンガリー製や中国製なのですが、
全然違う別物だと思っています。それでもお砂糖よりは役に立つ。
本物のはちみつの味を知っているから・・・、
まあ良いか・・・と諦めモードです。
でもお土産や、まだ未体験の方がいらしたら、
ぜひ本物のはちみつをご賞味下さい。
なめながら紅茶を飲むと最高です。
紅茶に入れて飲むと、ちょっと味が変わってしまうので勿体ないです。
はちみつ単体で花畑を想像しながら、香りを味わってみてくださいね。
ここにはミカンのはちみつが1個だけ残っていました。
私だったら真っ先にミカンのはちみつを買います。香りが最高ですから。
あとは百花蜜になっていました。これも美味しいです。
色んな花の香りのはちみつということになります。
「人生の楽園」で放映「農家カフェ&レストラン 風の詩」
テレ朝系「人生の楽園」をご覧になってる方なら、覚えていらっしゃいますか?
伊東市十足(とおたり)にある「農家カフェ&レストラン 風の詩」は、
畑に囲まれた場所にあります。
予約が必要です。店主は野菜ソムリエです。
その方が色々な物を作って、このいで湯っ子市場にも出しています。
その中から少しご紹介します。
上は、左がブルーベリージャム¥500。右が紅ほっぺジャム¥500です。
このフルーツシフォンロールケーキも定番で¥290。
ブルーベリーとキーウィが入っています。これはレストランでも提供されているようです。
上は粒あん入りの小麦饅頭。 こちらでは小麦まんじゅうが結構好まれているようです。
いろんなお店で見かけます。
上は珍しい野菜饅頭です。野菜が入っているなら軽食にも良いですね。
創業100年豆腐屋「吉正」の商品ご紹介
お豆腐の種類はこれだけではありませんが、右のような湯葉もあります。
ゆばってなかなか売っていないですよね。
吉正はきっしょうと読みます。
伊東では100年近く続いている老舗のお豆腐屋さんです。
もとは伊東市松原にあって、お豆腐類はとても有名だし、
いで湯っ子市場にも当然置いてあります。
更に城ケ崎の別荘地には、可愛い出店があるんですよ。
16年前の移住した頃は珍しくて、あっちこっちウロウロして歩き回っていました。
この城ケ崎のかんぽホテルのすぐ下にある、可愛いログハウスに出会ったのは偶然なんですよね。ここ作っているのですが、有名なのは「いなり寿司」です。
この金時豆は、伊豆高原駅そばのスーパーナガヤにも置いてあります。
TEL 0557-53-1381
吉正の「甘恋浪漫 豆乳ミルクジャム」
吉正の豆乳を使った有名な「豆乳ミルクジャム」
この豆乳ミルクジャムは、優れた加工食品のコンクール(県主催)で、
「ふじのくに新商品セレクション」で金賞を受賞しました。
お洒落な瓶で素敵なお土産になりますね!!
専用のかわいい紙の手提げ袋も付くんですよ。
上のミルクジャムを使って、シフォンケーキ製造販売の「ベーキングマム」が、吉正と共同で開発したシフォンケーキが下の写真です。
商品の上に新聞記事が貼ってありました。
下のシフォンケーキも美味しくて、これは伊豆高原駅そばのナガヤというスーパーでも買えます。プレーンとか、抹茶とかいろんな味のシフォンがあります。
私はもう何回も食べました!とっても軽くてフワフワの美味しいシフォンケーキです。
わさびは伊豆の宝です
伊豆半島の中央を車で走ると、左右の畑にわさび畑がありませんでしたか?
わさびは直射日光を嫌うので、山間の木陰に段々畑のように、
水が流れるところで栽培されます。
水がきれいな所でないと育たないので、伊豆の地形にも合っていますね。
わさびは何年もかけて育てて、ようやく出荷されるのです。
大変手間のかかる作業で、後継者不足なんだそうです。
このいで湯っこ市場では、生のわさびが安く売られています。
生のわさびは大きさによって値段が違います。
伊豆の友人の話では、昔はおかずがない時には、
ご飯にわさびでも乗っけて食っとけ~なんて、親御さんに言われたそうです。
わさびには殺菌作用があるからのようですが、まあ大昔の話ですよ。(笑)
生わさびは味がまろやかですから、たっぷりお使いください。
大きいのを買っても使いきれないという心配は要りません。
わさび漬け・わさび三杯酢
わさび漬けを使った酒の肴としては、山芋を千切りにして、わさび漬けを乗せて、
味付きもみのりを掛ける。あとはお醤油を掛けて食べます。これは簡単で美味です。
尚、わさび漬けは冷凍出来ます。小分けして冷凍されるのも便利です。
わさび海苔・わさび味噌
わさびみそはキュウリやお豆腐に乗せたり、おでんに付けて食べても美味しいです。
わさびはお刺身だけでなく、わさび丼、お茶漬け、ステーキやハンバーグ、あえ物、
わさび味噌や、わさび漬け、わさび海苔、等は有名です。
他に、わさびの茎を使った三杯酢も好まれます。
これをイカやタコのお刺身に混ぜたあえ物も簡単でおいしいですよ。
その他に、わさびの葉や茎を使った佃煮も有名です。
オーベルジュ ル・タンのドレッシング
ここでの贅沢なランチが旅の最大の楽しみでした。
コンソメのゼリーの中に野菜が入っていて、テリーヌのようにスライスしてあるのですが、
その前菜がすごく新鮮でおいしいんですよね。
コース料理しかないのですが、最後の最後まで美しくて、美味しい素敵なレストランです。
もちろん宿泊もできますしウェディングも出来ます。
「オーベルジュ・ル・タン」 の公式サイトです。
このいで湯っこ市場では、ドレッシングが2種類販売されています。
農家さん達のお野菜に掛けてはいかがでしょうか?
この市場には、まだまだ他の農家さん達の手作りの和菓子、洋菓子各種、卵、
七尾沢庵、梅干し、ジビエ、金目鯛煮つけ、乳製品、日本酒やワイン、お弁当、パン、手作りの草履や小物等が沢山ありますが、ここに書くには文章が長すぎてしまうので、次の機会にまたご紹介します。
下のリンクは熱海方面から伊東市川奈あたりまで穴場情報です。
まとめます
- 花木を扱っている園芸コーナーも広くて、ここに来れば1度でお買い物が済みます。
- 切り花もとてもお安いのでお薦めです。ご自分でアレンジメントをなさるならなおさらです。
- お米の量り売りがあるので、必要な分だけを精米してもらうことが出来ます。
- 伊東市内のある、お豆腐屋さんや農家カフェやフレンチレストラン、和食屋さんなどが出しているオリジナルのソースや、ドレッシング、加工品があって魅力的な品揃えになっています。
- 伊豆の特産のわさび関連もリピーターさんがいるくらいですので、ぜひご賞味ください。
ここまでご覧いただきましてありがとうございました。
お買い物が1度に済みましたでしょうか?
どなたかのお役に立つと嬉しいです。